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自分の歯を残したい~予防歯科~

お口の健康を守る予防という考え方

歯科医院と聞くと「悪いところを治すところ」というイメージがあるかと思います。もちろん、それは正解です。しかし、歯科医院は治療するだけのところではありません。お口の健康を守るため、悪くならないよう予防ケアを受けるところでもあるのです。

予防ケアを受けて、お口の健康を守りませんか? 「悪いところを治す」を繰り返してしまうのは、お口の健康に良い影響を与えることはありません。たとえば虫歯治療のことを考えてみましょう。虫歯治療を繰り返すということは、歯をどんどん削ってしまうということ。最後には歯がなくなってしまうことも十分に考えられることです。予防ケアを受けて虫歯や歯周病を防ぎ、お口の健康を守りましょう。

歯の役割

予防歯科についてご紹介する前に、歯の役割についてお話ししましょう。歯は、こんなにもたくさんの役割を持っているんです。

食べ物を咬む

咀嚼することで栄養を吸収しやすい形状にし、胃腸など消化器官にかかる負担を軽くします。

味覚の補助

「歯ざわり」「歯ごたえ」といった食感が味覚を補助し、食事の楽しみが増えます。

異物の分別

石や砂などの異物と食べ物を分別し、体内に異物が侵入するのを防ぎます。

発音の補助

歯は舌や唇と同じように発音を補助する役割を持っています。

表情をつくる

歯は表情を豊かにしてくれます。逆に歯がなくなると、あごの骨や表情筋が衰えて表情が乏しくなっていきます。

力やバランスの調整

咬みしめることで瞬間的に力を出したり全身のバランスを調整したりといった役割も持ちます。

最近よく聞く歯の再石灰化とは?

お口のなかではつねに「脱灰(だっかい)」と「再石灰化(さいせっかいか)」が繰り返されていて、脱灰のスピードが再石灰化を上回ると虫歯になります。そのため、虫歯を予防するためには歯の再石灰化を促すことが大切なのです。再石灰化を促す処置などをご紹介する前に、まずは脱灰と再石灰化についてを見てみましょう。

脱灰

脱灰

再石灰化

再石灰化

虫歯菌により歯の表面が溶かされ、歯に含まれるカルシウムやリン酸が奪われること だ液のはたらきにより虫歯菌による酸が中和され、歯の表面にカルシウムやリン酸が戻っていくこと

【再石灰化を促すために】
再石灰化を促すためには、フッ素塗布やPMTC、キシリトール入りのガムなどが効果的です。

当院の予防ケア

定期検診

定期検診

予防歯科の中心と言える存在です。定期的にご来院いただき、虫歯や歯周病のチェック、口腔内の変化のチェック、歯のクリーニングなどを行います。

ブラッシング指導

ブラッシング指導

お口の状態に合わせて適切なブラッシング方法をアドバイスします。歯ブラシの持ち方や動かし方はもちろん、適切な時間やタイミングなどもお教えします。

フッ素塗布

フッ素塗布

歯質を強くし、歯の再石灰化を促すフッ素を塗布する処置です。フッ素を塗るだけで痛みのない処置なので、歯科医院が苦手という方でも安心してお受けいただけます。

PMTC

PMTC

専門器具を使ったクリーニングです。セルフケアでは取り切れなかった歯垢や歯石を除去します。みがきにくい歯と歯の間、歯と歯ぐきの間までしっかりクリーニング。ツルツルにみがき上げるので、汚れが付着しづらくなります。

【PMTCの効果】

歯質が丈夫に

歯の再石灰化を促すフッ素入りペーストで研磨するため、歯質が丈夫になり虫歯に対する抵抗力が増します。

虫歯予防

虫歯の原因となる歯垢や歯石、バイオフィルムを除去。また、表面をツルツルにみがき上げるため汚れが付着しにくくなり、虫歯予防につながります。

歯周病の改善&予防

歯ぐきの内側にまでこびりついた歯垢も除去するため、歯周病の改善につながります。また、PMTCを定期的に受けることは歯周病予防に非常に効果的です。

歯がきれいに

歯に沈着した色素を除去できるため、自然な歯の白さを取り戻すことができます。

咬み合わせチェック

咬み合わせチェック

咬み合わせに乱れがないかどうかをチェック。もし問題がある場合は、必要に応じて詰め物・被せ物の調整や矯正治療などを検討します。

3DS

3DSは歯の表面に抗菌剤を作用させ、虫歯菌や歯周病菌を減少させることでお口の病気を予防する処置です。虫歯や歯周病の原因である細菌を減少させられるため、非常に効果的です。

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